豊かな海をまもり、 はぐくむ。

NEDOグリーンイノベーション基金事業
食料・農林水産業のCO2削減・吸収技術の開発
「漁港を利活用した海藻バンクによる
ブルーカーボン生態系拡大プロジェクト」

ブルーカーボンを推進するため、漁港を利活用して大量かつ安定的に海藻を育成し、海藻移植用カートリッジと海藻育成用基盤ブロックを用いて周辺海域へ効率的に移植することにより、広域な藻場の造成と回復を実現する海藻供給システム(海藻バンク)を構築します。

藻場造成面積とCO2吸収量(目標値)

2030年まで
藻場造成面積
70ha
CO2吸収量
399t以上/年

サービス特徴

気候変動などのリスクに対して柔軟に適応した相互補完可能な全国の種苗供給ネットワークを活用して、
種苗の生産からJブルークレジット®の申請までワンストップサービスの開発・構築・普及を目指し、
カーボンニュートラルの実現とネイチャーポジティブを推進します。

全国の種苗供給ネットワークを
活かした相互バックアップ体制

  • 気候変動による
    種苗生育不良

  • 台風などの
    自然災害による流出

  • 食害リスク
    増加

利便性の高いワンストップサービス

KAISO BANKコンソーシアムとして包括的に対応可能であるため、
種苗生産からJブルークレジット®申請までワンストップでサービスを開発・構築し、普及を目指します。

KAISO BANKによるワンストップサービスのイメージ図

コンソーシアム参画企業・団体

消波ブロックメーカー

建設コンサルタント

再委託先

KAISOBANKはNEDOグリーンイノベーション基金事業 食料・農林水産業のCO2削減・吸収技術の開発
「漁港を利活用した海藻バンクによるブルーカーボン生態系プロジェクト」により実施しています。

実施体制

実証フィールド関係者と海藻バンク推進会を設立し、地元ニーズを踏まえながら取り組んでいます。

実施体制イメージ図

システムフロー

気候変動などのリスクに対して柔軟に適応した相互補完可能な全国の種苗供給ネットワークを活用して、
種苗生産からJブルークレジット®申請までワンストップでサービスを開発・構築し、普及を目指します。

KAISO BANKが
できること

  • カーボンニュートラルの実現とネイチャーポジティブの拡大・推進
  • 豊かな海づくり
  • 漁村地域の賑わい創出
  1. 01 つくる

    漁港内のコンパクトな施設で
    海藻種苗を大量に生産します。

    種苗着生施設(小波渡)
  2. 02 育てる

    海藻種苗を海藻カートリッジに
    取り付け、漁港で育てます。

    中間育成施設(筏式)
  3. 03 増やす

    ある程度の大きさに育った海藻を効果的・効率的に移植し藻場をつくります。

    基盤ブロックの設置状況(左)
    海藻カートリッジの移植状況(右上)
    移植後の様子(右下)
  4. 04 測る

    藻場の面積はドローン等を
    活用して計測します。

    水上ドローン
種苗着生施設(小波渡)
中間育成施設(筏式)
基盤ブロックの設置状況(左)
海藻カートリッジの移植状況(右上)
移植後の様子(右下)
水上ドローン

拠点・生産予定海藻種

拠点・生産予定海藻種のイメージマップ
  • 1 北海道沿岸
    北海道神恵内村神恵内漁港(赤石地区)
  • 2 本州日本海側
    山形県鶴岡市小波渡漁港
  • 3 本州北部太平洋側
    岩手県陸前高田市只出漁港
  • 4 本州南部・四国・九州太平洋側
    大分県津久見市保戸島漁港
  • 5 九州東シナ海側
    長崎県対馬市豊漁港
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